会津藩公行列に登場する「先触れ馬」ってなに?

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毎年9月に、会津若松市で三日間にわたって開催される会津まつり。

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そのメインイベントであり、ぜったいに見逃せないのが、総勢500名以上が時代衣装で市内を練り歩く、会津藩公行列!

藩公行列の先頭で、おはやし隊に続いて登場する、二頭の馬。

先触れ(さきぶれ)馬と呼ぶらしいのですが・・・それってなに?

というわけで、こちらでは先触れ馬について、かんたんに説明します。

先触れとは?

weblio辞典によれば、

 
さき ぶれ [0] 【先触れ】
①前もって知らせておくこと。また、その知らせ。前ぶれ。 「 -もなく訪れる」
②室町・江戸時代、貴人の旅行の際、あらかじめ道中の宿駅に人馬の継ぎ立てなどを準備させた命令書。

 

とのこと。

①先触れ=前ぶれ

①は、現代も使われることば。

一つ目の意味では、先ぶれ=前ぶれ。

ゆうやけは、明日が晴れる先ぶれ

のように使うことばですね!

よい例文がほかに思いつきませんが、ごく個人的なことを言うと

耳鳴りは、かなしばりの先ぶれ

ということがあります。
夜寝ていて、耳鳴りがして目が覚めると・・・かなしばり!というパターンが、過去なんどかありました。
なので、耳鳴りがすると、もしかして?と身構えてしまいます。

ちょっとこわい(?)話でした。

②先触れ=宿の手配書

②は、室町・江戸時代に使われたことばのようです。

コトバンク>世界大百科辞典 第2版に、もうすこしくわしく書かれていました。

 
さきぶれ【先触】
旅行者が旅行に先立って,通行する街道の宿駅に対して,必要とする人足や馬の数,さらには,到着日や休泊の予定を書状で委託すること。中世からみられるが,近世に最も多く遣わされ,幕府役人・勤番などの公務,領主・公家衆の通行をはじめ,諸藩の役人の通行にも出された。

 

会津藩公行列は、主に幕末を舞台にしています。
というわけで、江戸時代の参勤交代などの大名行列で説明します。

大名行列に先行して、宿に宿泊や馬を手配しておくことや、そのための文書が、先触れです。

先触れをする
あるいは
先触れを持っていく
のように使えばよいでしょうかね。

いまなら、ネットでポチっと出来る宿やレンタカー予約ですが、当時は馬や徒歩で届けなければならなかったわけですから、相当たいへんですよね~!
もっとも、何百人もが泊まる手配となると、いまの世の中でもちょっと大変そうですけどね。

当時でも、とつぜん予約が変更になった、とか、キャンセル、なんてこともきっとありますよね。
どうしてたんでしょうね??
また先触れを出して、「後から出すのに先触れだ~」なんてダジャレを言っていたなんて・・・ないですかね(^◇^)

先触れ馬とは?

先触れ馬ということばは、会津まつり独自でつかわれていることばのようです。
(グーグルで検索してみても、会津まつり関連しか表示されないので)

いずれにしても、ここでいう先触れ馬とは、大名行列に先行して、先触れをしにいく(書物を持って行く)馬ということですね。

じっさいの大名行列で、先触れ馬が、行列といっしょにパカパカ歩いているはずはありません。
おそらく何日か前に、大急ぎで走っていったはず。

というわけで、会津藩公行列では、会津まつりののぼり旗の前を歩いています。

あくまで形式的なものですが、このお馬さんのおかげで、当時は先触れというものがあったんだよ!と知ることが出来ました。
ちゃーんと意味があるのですね~!

先触れ馬は、沿道のみなさんに、
会津藩公行列が始まるよ~!
と先触れ(おしらせ)のために歩いているとも言えますね^^

あ!先触れ馬は、会津藩公行列の先ぶれですね!

まとめ

ちょっと耳慣れない、先触れ馬について、紹介しました!

先触れ馬は、

・大名行列に先行して、宿に予約をするための馬
・ほんとうは、行列といっしょに歩いたりはしない
・会津藩公行列でしか使われない、オリジナルのことばかもしれない

ということがお分かりいただけたでしょうか??

先触れ馬は、いよいよ藩公行列がやってくる前ぶれ!

隊列紹介をしっかりチェックして、応援にそなえてくださいね^^

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